映画「MAZE(マゼ)」上映 2月21日(金) 相模原市後援
「相模原は映画のまち」実行委員会が主催して2月21日(金)、あじさい会館(富士見)で市民上映会を開催する。相模原市後援。
同団体は市民に映画の楽しみ、面白さを知ってもらおうと、市内に本社を構える映画会社「リトルバード」(小池和洋代表取締役)の呼びかけで昨年10月に発足。賛同した民間企業らも加わり活動を行っている。リトルバードでは、これまで市内をロケ地とした映画制作などで映画普及を推進してきた。あじさい会館を会場に市民向けに企画した自主上映会では、同社が制作した4本の劇場映画をはじめ、市内にゆかりのあるものや選りすぐりの作品を上映。ファン獲得に向け、定期的に会を開いている。
上映されるのは蟹江敬三さんの初主演映画で、2005年に公開された作品「MAZEマゼ〜南風〜」。事故で両親を失い、心に傷を負った少年(大沼健太郎)と無骨な漁師の祖父(蟹江敬三)が繰り広げるヒューマンドラマ。淵野辺在住の映画編集者・金子尚樹さんら市内にゆかりのあるスタッフが制作に携わっている。
作品について、実行委員会の小池和洋さんは「この映画は、『海は怖くない』がメッセージ。震災を経て、改めてこのメッセージに込められた意味を受け止めてもらえたら」と話している。
当日は金子さんのほか、監督の岡田主さん、プロデューサーの高橋利雄さんに加え、俳優の仁科亜季子さんも来場し、上映後にトークショーを開催。映画の裏話などが披露される。
入場料は600円(一部は子宮頸がん撲滅募金として市に寄附予定)。上映開始は午後6時30分(6時開場)。希望者は直接会場へ。上映会の問合せはリトルバード【FAX】042・773・0974または【メール】kazuhiro.k@movie-littlebird.co.jp
市制60周年映画制作も
市制60周年を迎える今年は、市内ロケを含む記念映画の制作も検討されている。そのためにも、同団体では仁科さんが来場する今回は試金石としており、上映会の普及に向けて今年度中に10回目の開催にこぎつけたい考え。集客増で、今後の弾みにしていくという。
発足から会に関わる尾作晃さんは「市内には文化的要素がたくさんある。がんばれ相模原ではないが、映画を通じてエールを送り、文化を育みたい」と展望を示した。小池さんは「地元から映画ファンを増やし、制作しやすい土壌を築きたい」と意気込みを見せた。
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