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「魅力を伝え・体験できる事業を」 北村美仁新緑区長インタビュー

社会

公開:2014年4月10日

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区政について語る北村新緑区長
区政について語る北村新緑区長

 昨年、橋本にリニア中央新幹線の新駅設置計画が発表され、今年度はさがみ縦貫道(圏央道)の開通、相模原ICの完成など緑区を取り巻く環境が大きく変わろうとしている。そうした中、4月から緑区の2代目区長に北村美仁氏が就任。本紙は北村新区長=人物風土記で紹介=に今後の区政について聞いた。

 ―緑区の印象は。

 緑区は大きな区であると思います。面積もさることながら、山、湖、川といった自然や伝統芸能などの歴史、高層マンションが立ち並ぶ都市部と、様々な「顔」を持っています。リニア中央新幹線やさがみ縦貫道、津久井広域道路など新たな交通網や拠点整備なども進められ、商業、産業、観光など将来の可能性に満ちた区だと思います。

 ―緑区では、これまでに魅力づくり事業として「ミウル」や「ショートフィルムフェスティバル」など独自事業を行ってきました。その成果と今後の展望についてお聞かせください。

 イメージキャラクター「ミウル」につきましては、誕生以来様々なイベントにお招きいただき、ツイッターやフェイスブック、ホームページなどで情報を発信してまいりました。関連グッズやテーマソング、体操を区民の皆さんに作っていただくなど、ミウルを通じて緑区が活性化すると共に、区としての一体感の醸成に繋がったことと思います。

 今年で4回目を迎えました「緑区ショートフィルムフェスティバル」は、回を重ねるごとに作品数も増え、様々な視点から緑区の魅力を区内外に発信しております。また「緑区お・た・く大賞」は、まち、自然、文化、歴史、人、食べ物などの地域資源を題材に研究・調査の成果を発表いただき、隠れた緑区の魅力を発掘することができました。 これからも、多くの方々に緑区ならではの魅力を伝えると共に、体験していただけるような魅力づくり事業を展開していきたいと考えております。

区ビジョンの将来像実現へ

 ―6月にはさがみ縦貫道も開通し、今年度中に相模原ICも完成予定です。橋本にリニア中央新幹線の新駅、鳥屋に車両基地の設置計画も発表され、注目を集めています。

 海老名方面から相模原愛川ICまで開通しているさがみ縦貫道(首都圏中央連絡道路)ですが、本年度には高尾ICまで開通し、相模原ICも完成する予定です。相模原ICへのアクセス道路として津久井広域道路の整備も進んでいることから、緑区が産業、流通の拠点となることも期待され、地域経済の活性化に繋がるのではと考えております。リニア中央新幹線の橋本地区への新駅設置については、事業系、サービス系産業の大きな発展が期待されるところです。また、都心からさらに身近な観光地としてもアピールすることができ、今後も魅力づくりに取り組み、他都市のみなさんに住みたいと思ってもらえるような、来街者に選んでもらえるような緑区を目指していきたいです。

 ―今後の課題や区政についてお聞かせください。

 課題はこれからいろいろと把握し、地域の中山間部を中心とした防災対策や新たな拠点整備など、区民の皆さんの声をしっかりと聴きながら住みやすい街づくりに向けて努力していきたいと思います。また、さがみ縦貫道の開通や津久井広域道路の整備、リニア中央新幹線の新駅・車両基地の設置など、ビッグプロジェクトが予定される中、緑区区ビジョンに掲げた区の目指す将来像である「地域の個性が輝き 魅力あふれる交流のふるさと緑区」の実現に向け、魅力ある街づくりに努めてまいりたいと考えています。

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