相模原北警察署(山本義明署長)は7月3日、振り込め詐欺を未然に防いだとして、みずほ銀行橋本支店の管理主任・市川亞弓さん、ロビー案内係・大場仁さんに感謝状を贈呈した。
80代の女性が同店に訪れたのは6月26日のこと。現金300万円を引き出そうとしていた。そこで大場さんが理由を訪ねると「息子から携帯番号が変わった。風邪を引いて病院に行き、もう少しで入院するところだった。実は、何かで失敗してお金が必要になったので300万円用意してほしい」という話だった。それを聞いた大場さんは、市川さんに報告。市川さんは振り込め詐欺を疑い、警察に連絡して未然に防ぐことができたという。
山本署長は「銀行さんの通報が砦。こうして未然に阻止してくれてありがたい」と話す。市川さんは「普段から疑わしい場合は警察の方に来ていただいている。お客様の大事な資産を守ることができてよかった」と振り返った。
なお同署では、今年に入り、還付金詐欺・振り込め詐欺を未然に防ぎ、表彰したのは今回で5件目。「県内では過去ワーストの被害額が出ている。疑わしい連絡があれば警察にご相談を」と呼びかけている。
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