市立大島小学校は7月28日、NHKテレビ・ラジオで体操指導者として全国的に著名な長野信一氏を招いた、職員向けのラジオ体操研修を実施した。今後は、運動会の準備体操に取り入れるなど、学校全体でラジオ体操を推進していく予定だ。
同校は6年前から、運動会の準備体操に、低学年に馴染みの深いNHK子ども番組の「アイーダ体操」や「アンパンマン体操」をアレンジしたオリジナル体操を導入している。3年前からは週2回、中休みに約15分間の縄跳びを全校児童で実施。これらの活動により、昨年度の「全国体力・運動能力・運動習慣等調査」の体力合計点では、市内でも高い数値を出している。
そうした中、大沢地区が、「ラジオ体操のまち大沢」として普及に取り組んでいることもあり、「ラジオ体操を運動会の準備体操に取り入れるため、詳しい効果を知りたい」と、夏休み中の職員研修として長野氏を招いた研修会を実施した。
7月28日は、児童や保護者にも呼びかけ、総勢50人が参加。長野氏はラジオ体操の歴史や体操に対する筋肉・部位や動きのポイントを、実演をしながら解説。趣向を凝らした約1時間の体操を楽しんでいた。
藤田博己教務主任は、「どの体操や動きが肘や腰、肩等の、どの部分に効果があるか理解できました。また、指導者側からの体操の仕方や指導の仕方を教えていただき、先生方には大変参考になったと思います。参加した児童たちも、地域の体操リーダーとしても活躍して欲しい」と話していた。
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