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国土交通省関東地方整備局相武国道事務所の所長に就任した 河村 英知さん 東京都八王子市在勤 41歳

公開:2014年8月21日

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「道路」をより快適に

 ○…市内を走る国道の維持・修繕、管理などを担う国土交通省関東地方整備局相武国道事務所(東京都八王子市)の所長に7月1日付けで就任した。圏央道・相模原愛川IC―高尾山IC間の開通直後とあって、開通による一般国道の渋滞緩和など、効果をしっかり見ていく。工事中の相模原IC(緑区)については、「年度内の供用開始に向け、全力を尽くします」と意気込んだ。

 ○…入省以来、道路畑を長年歩んできた。道路特定財源の見直し作業や道路法の改正にも関わった。道路予算の編成では、毎晩、夜通しで任務に追われる日々。記者発表をした成果が、新聞の一面で報じられた時には、自分の仕事が多くの人の生活・経済に密着していることを再認識させられた。だからこそ「(仕事は)慎重かつ丁寧に行わなくてはいけない」と胸に刻む。

 ○…大学では工学部に所属し、計画段階から住民の意見を反映させる手法「パブリックインボルブメント(PI)」の研究に明け暮れた。道路やダム建設など反対運動の経緯を調べ、柏崎刈羽原発など、全国の様々な現場も歩いた。早くから情報をオープンにすることで、事業者と住民の協力関係が築ける「情報公開」の重要性を学んだ。家庭では小学校に通う二人の男の子を持つパパ。休日は眠い体に鞭を打って、子どものサッカー練習にも汗を流す。「本当に疲れた時は、一人で映画館に行き、リラックスします」と笑った。

 ○…相模原ICが完成すると、同所管内の圏央道事業がひと段落することから、「現道に一層目を向け、地域に力を注ぎたい」と意欲的。相模原駅周辺国道16号自転車道の整備や、ドライバーの視野が広がり、景観も良くなる電線類の地中化など、生活に密着した事業を進めていく。入省以来、心にあるのは「国民のためになるのか」という姿勢。どんなに忙しい毎日にも「辛い時こそ伸びるとき」と自分を奮い立たせる。

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