城山商工会創立50周年記念式典の実行委員長を務めた 柴田 芳雄さん 町屋在住 67歳
「会員の団結力が自慢です」
○…「483社の会員がいますが、これだけ団結力があり、活動のしやすい経済団体は珍しいと思います」。城山商工会は、1966年に創立され、今年50周年を迎えた。2月14日には、もみじホール城山で記念式典を開催し、その実行委員長を務めた。式典は多くの来賓が出席する中、1人・29社の功労者表彰や加山俊夫相模原市長の記念講演、祝賀会などが盛大に行われた。「3月には相模原ICが開設されるほか、城山は変革の時期を迎えています。我々世代から次世代に、良い形で城山地区を引き継いでいければ」と力強く話す。
○…30歳の時に大手建築メーカーから独立。以来町屋でガラス店を経営する。商工会には、起業後程なく入会。40年近く地域振興ビジョンの策定、地域貢献を兼ねた街路灯の設置、特産品の開発、各種イベントの開催など、地域経済の活性化のために積極的に尽力してきた。現在は副会長を務め、工業系の会員のまとめ役もこなす。「城山は個々に魅力ある会社・店が多いのが特長です。城山地域を一つのブランドとして、地区全体をPRしていくのが課題の一つですね」
○…「城山ほど住民の人柄が温かく、こんなに居心地が良い場所はありません」。これまで、地元の小・中・高校のPTA会長、民生委員、町屋の自治会長など、地域の活動に積極的に関わってきた。その明るい人柄はちょっとした街の有名人だ。「町屋自治会は加入率が高く、みな協力的なので会長としては大変助かっています」と誇らしげに説明する。
○…「2人の娘も孫も女性ばかりなので、家業は私一代です」と少しさびしそうに話すが、娘さんは2人ともすぐ近くに住み、中1、小5、小1の3人のお孫さんが毎日遊びに来る。「映画や動物園などにもよく一緒に行かせてもらい、本当に楽しい時間を過ごさせてもらっています。両娘の夫婦には感謝しています」と話してくれた。
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