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相模原銘菓3種 美大生が包装紙デザイン 市内和菓子組合が企画

文化

公開:2016年2月4日

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パッケージが新しくなった和菓子3種
パッケージが新しくなった和菓子3種

 相模原市内の和菓子店舗で構成される「相模原和菓子研究会『相和会』」の組合加盟店で製造されている和菓子3種のパッケージが一新され、多摩美術大学4年の杉村侑里さんが新たにデザインした。これは同会から相談を受けた「アートラボはしもと」(大山町)が杉村さんを紹介し実現したもの。

 今回パッケージが新しくデザインされるのは「てるて姫物語」「相模の娘(ひと)」「相模原音頭」の3種類。同会は2年ほど前に、3つのパッケージをリニューアルすることを計画し、「せっかくなら相模原市に根差したデザインにしたい」との思いから、アートによるまちづくりの拠点としてさまざまな企画を行っている「アートラボはしもと」に相談。同施設では市内や周辺の美術大学、美術系学科に通う学生たちが企画・実施する取り組み「Art Program Run!」を長年に渡って続けており、この中でポスターやマップなどを作成していた杉村さんに同施設が声を掛けたことで、今回の取り組みがスタートした。

 2年間にわたって、両者間で調整が繰り返され、先ごろ、ついにデザインが完成した。女性をモチーフにした「相模の娘」のパッケージには、女性とともに市の花であるアジサイが添えられており、「てるて姫物語」「相模原音頭」も可愛らしいイラストが目を惹く。「相模原市の地域色とともに、親しみやすさが表現できるように取り組みました」と杉村さん。「一般の方々とともに作成していくなかで、普段の授業では味わえない考え方などに触れることができた。貴重な経験になりました」と振り返った。

 同会の清水秀信さんは「素晴らしいデザインに仕上がりました。相模原の銘菓として市民から親しまれるようになれば」と話した。新パッケージの3種はまもなく同会組合加盟店で販売される予定となっている。

デザインを手掛けた杉村さん(中央)と相和会のメンバー
デザインを手掛けた杉村さん(中央)と相和会のメンバー

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