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相原小児童 影絵人形劇に挑戦 文化庁による事業の一環

教育

公開:2016年2月18日

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劇団みんわ座による影絵人形劇
劇団みんわ座による影絵人形劇

 相模原市立相原小学校(田中多輝子校長)の5年生が2月9日、「影絵人形劇団みんわ座」による影絵人形劇に参加した。これは文化庁が進めている「文化芸術による子供の育成事業」の一環で、事前に行われたワークショップで指導を受け、当日全校児童の前で披露した。

 小・中学校において、文化芸術団体による巡回公演や、芸術家による表現手法を用いたワークショップ等を実施している同事業は、子どもたちの豊かな想像力や思考力、コミュニケーション能力などを養うとともに、将来の芸術家や観客層を育成し、優れた文化芸術の振興に役立てることを目的としている。

 今回公演した同劇団は1968年に創立。同事業として全国の小学校を巡回し、大道具や人形、照明を使って多彩な影絵人形劇を披露している。今年度も同校を含み、全国で4つの小学校で実施した。

 公演に先立って1月15日に行われたワークショップでは、同校5年生71人を対象に同劇団員が演技や舞台道具の作り方などを指導。それぞれ4つの担当に分けられ、学年全員に役割が与えられた。

 当日同劇団は江戸写し絵「だるま夜話」、影絵人形劇「とべないホタル」「白いりゅう黒いりゅう」を披露。この内、児童たちは「だるま夜話」での写し絵の実演や、「白いりゅう黒いりゅう」のクライマックスにある「りゅうのパレード」などに参加した。銅羅叩きやセリフなどを担当した長谷川絢音さん(11)は「劇団員の方は気軽に話しかけてくれたり、質問にも丁寧に答えてくれました。友だちと力を合わせ、本番は一番上手くできました」と感想を述べた。

 田中校長は「5年生全員に役割を用意していただき、大変感謝しています。児童たちにとっては、素晴らしい文化芸術に生で触れることができた貴重な場。これからの自分たちの生活に生かしていってもらえると嬉しい」と話した。

児童たちが出演した「りゅうのパレード」
児童たちが出演した「りゅうのパレード」

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