津久井警察署は4月26日、振り込め詐欺被害を未然に防いだ山梨信用金庫(以下山梨信金)城山支店の小池孝志さんに感謝状を贈呈した。
同署によると4月8日正午頃、区内に住む70代の女性宅に市役所年金課を名乗る男性から「緑色の年金の返金封筒を郵送した。窓口に行けば支払いが出来るが、今日ならば振込手続きが出来るので銀行の者から連絡させる」と電話があった。その後、山梨信用金庫の受付を名乗る男性から「移動の振込みの手続きは山梨信金では出来ないので、りそな銀行のATM機で手続き出来るか。山梨信金の”ふなき”という女性に書類を持たせ、移動振込をするので、少し待っていてくれ」と言われたという。そこで、女性が山梨信金に赴き”ふなき”という女性がいるか確認。対応した小池さんが不審に思い、女性がいないことと、それまでの詳細を聞いて市年金課に電話。詐欺であることがわかって津久井署に連絡して、被害防止に至ったもの。
矢部署長は「迅速適切な対応と親切かつ丁寧な声掛けにより、還付金等詐欺被害を未然に防止されましたことを深く感謝申し上げます」と話した。