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「はやぶさ2」弁当で応援 市民が考案中 6月に試食会

文化

公開:2016年5月19日

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「ふちのべ大学」のフェイスブックで公開中の弁当案の一例
「ふちのべ大学」のフェイスブックで公開中の弁当案の一例

 現在、小惑星「リュウグウ」に向けて航行中の小惑星探査機「はやぶさ2」の応援イベントが6月12日(日) 、JAXA宇宙科学研究所相模原キャンパスで開催される。注目は、はやぶさ2のイメージを盛り込み市民のアイデアで制作される「玉手箱弁当」の披露。現在考案中とのことで、イベントを主催する市はオリジナルの応援弁当で順調な航行を後押ししたい考えだ。

 2014年12月に打ち上げられたはやぶさ2は、2010年に幾多の困難を乗り越え地球に帰還を果たした小惑星「はやぶさ」の後継機。太陽系の起源・進化と生命の原材料物質を探るため、「リュウグウ」をめざし航行中だ。昨年12月には天体の重力を利用して探査機の軌道やスピードを変更する方法・スイングバイが実施され成功している。

 こうした中、相模原市などJAXAの研究施設を持つ7市町村で構成される「銀河連邦」が制定した6月13日の「はやぶさの日」前日となる同12日に、市ははやぶさの功績を称え、応援する目的でイベント実施を決定。目玉として、「リュウグウ」にちなんだ「玉手箱弁当」の制作を決めた。宇宙をテーマにしたまちづくりを展開する淵野辺駅北口の商店街・にこにこ星ふちのべ商店会に弁当のアイデアを求めたところ、商店街側も賛同。イベント当日の試食会で用意する120食の弁当制作に乗り出すことになった。

「新たな街づくりのきっかけに」

 弁当制作については現在、商店街加盟店のほか、淵野辺近隣3大学の学生らで組織される「ふちのべ大学」の学生などがそれぞれ考案中。学生らは弁当をテーマにワークショップを実施し、アイデアを出し合うなど積極的に取り組んでいる。完成した弁当は、今後も同商店街のイベントなどではやぶさ2や淵野辺のPRを目的に利用していく方針で、商店街関係者は「この制作が、また新しい街づくりのきっかけになれば」と期待を寄せている。

イベント参加は一般公募

 イベントは二部構成で定員制(各部60人)。施設内見学あり。来場者には記念缶バッチも進呈。参加無料。申込は5月24日(火)から6月9日(木)で、1組4人まで可。申込は市コールセンター(【電話】042・770・7777)。

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