ジュニアオリンピック女子C100mの部に神奈川県代表として出場する 関口 美桜(みお)さん 相原中学校1年生
「全国有数のスプリンターに」
○…10月28〜30日に日産スタジアムで開催されるジュニアオリンピック陸上競技大会全国大会の女子C(中学1年生)100mの部に神奈川県を代表して出場する。相模原からは全種目の中で、2人しか全国への切符を勝ち取れなかった同大会。8月27日に行われた県選考会では「非常にレベルの高い大会なので、勝てるとは思わなかった」と振り返るが、並みいる強豪を抑え、13秒12の好タイムで優勝。見事全国への切符を勝ち取った。「優勝しましたが、タイムは満足出来るものではありませんでした。全国では12秒80を出して、予選を突破したい」と強い決意をみせる。
○…陸上を始めたのは中学生に入ってから。小学校6年生の時の担任に「足が速いのだから中学で陸上を始めてみては」と勧められて陸上部に入部した。150cm強と体格に恵まれているわけではないが、陸上選手として、足の回転の速さは天性のもの。筋力や走るフォームなどまだまだ荒削りの部分が多いがその分、成長の余地も大きいと周囲からの期待も大きい。「部の練習は厳しくつらいことが多いですが、最近少しずつ楽しさがわかってきました。もっと速くなりたいですね」と話す。
○…両親と姉の4人家族。普段は友だちと話すのが大好きな優しい中学生だ。小学生の時はヒップホップダンスに熱中し、持ち前の運動神経を磨いてきた。「仲間と一緒にいる時は、本当に良く話しています。結構前向きな性格なのですよ」
○…8月に出場した関東大会では12秒91と自己最速タイムを出したが、惜しくも予選敗退。初めて全国レベルのスピードを知ったという。「課題は後半までのスピードの持続です。体力をつけて失速しないように練習していきたい」と現状を分析する。「中学の3年間に力をつけて、高校では陸上の名門に入って活躍したいですね」と将来の目標を話してくれた。
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