県立津久井高等学校(平松和夫校長・三ヶ木272の1)が創立70周年を迎え11月2日(水)、午後1時(12時半開場)から相模原市民会館(中央区中央3の13の15)で記念式典を開催する。式典を主催する同式典実行委員会(高橋信之委員長)は「地域との関わりが深く、とても愛されている高校です。ぜひ式典にお越しください」と卒業生の来場を呼び掛ける。
津久井高校の前身は、1902年に地域に熱望されて創立された津久井郡立乙種蚕業学校。戦後1948年に、県に移管されて津久井高校として出発した。翌年には定時制の青根分校を開校。次いで藤野、与瀬(夜間)にも分校を設置するなど、これまで昼夜間を通して、地域の教育を担う場として親しまれてきた。70年間で1万6912人という数多くの卒業生を送り出している。さらに、1996年には社会福祉コースを設置して、2013年度から同コースが福祉科に移行。この福祉科は、3年間で50日間の介護実習を行うことで、在学中に国家試験である介護福祉士の受験資格を得られる県内唯一の県立高校としても知られている。
現在は、全日制は630人、定時制は71人の生徒が学んでいる。また、今年度からは、県立高校改革(1期)の一環として「確かな学力育成推進校」に指定され、リクルートと協働して、少人数授業、スマートフォンやタブレットを使った授業を行うなど、特色ある教育にも力を入れている。平松校長は「地域から望まれて設立され、愛されてきたこの70年の歴史の重みを胸に、これからも『地域に貢献できる人材の育成』を掲げて邁進していきたいと思います」と話す。
11月2日(水)、記念式典
記念式典を午後1時から相模原市民会館大ホールで開催する。当日は1部で式典、2部でゴスペルヴォーカルグループ『StarLights』が出演する記念芸術鑑賞会が開催される。同校卒業生は入場無料。同実行委員会は「多くの卒業生が多方面の分野で活躍されています。懐かしい顔に会えると思うのでご参加下さい」と話す。津久井高校の卒業生で、式典への参加希望者は、10月21日(金)までに連絡を。
式典の詳細は、津久井高校【電話】042・784・1053へ。
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