神奈川県が9月に発表した2016年の地価評価(基準地価)によると、市内住宅地の平均変動率は昨年と同じく0・1%上昇した。市内ではリニア新駅設置が予定されている橋本周辺などの上昇率が全体の数値を押し上げる中、交通利便性の低い地域では下落傾向が続いている。
区ごとの住宅地平均変動率では、緑区が昨年の0・1%下落から上昇に転じ、中央区は横ばい継続、南区は上昇継続となった。
県で2番目の上昇率
中でも上昇が目立った地域は緑区橋本周辺。「橋本1の15の15」は5・7%上昇し市内でトップ、県全体でも2番目の上昇率となり、注目を集める。不動産鑑定士の鈴木元氏(有限会社鈴木げん不動産鑑定所)は「橋本地区は利便性の高さなどから需要が根強い中で、リニア新駅設置などによる発展的期待感などから市内地点変動率では上位を占めたと考えられる」と分析。なお、市内の住宅地変動率は「西橋本2の19の17」が2位、3位が「二本松3の35の1」と橋本周辺が上位を占めた。
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