女子サッカーなでしこリーグ2部を無敗で制し、来季1部昇格を果たした市ホームタウンチームの「ノジマステラ神奈川相模原」(南区)。チームを率いる菅野将晃(かんのまさあき)監督に話を聞いた。
―2012年の創設からを振り返って。
「何もないところから始まり、現在の22名と卒業した13名、計35名の力で創設時の一つの目標だった1部(当時はなでしこリーグ)昇格を達成できた。選手やサポーターに(昇格するという)約束が果たせて正直ホッとしています」
―この5年間で監督が標榜するサッカーの醸成度は。
「ステラのサッカー(流れるようにパスを繋げ、全員で意図して相手を崩す”美しいサッカー”。チーム発足以来、目指し続けてきた形)はリーグの中でも際立ってきたのでは。パワーやスピードが出てきた女子サッカーで、小柄な選手が「全員で連動してボールを動かす」というスタイルがステラの色になってきた」
―相模原市民へ。
「多くの声援を受け1部に上がれたことに感謝したい。サッカーや様々なスポーツを通じ、相模原がより良いまちになっていけば素晴らしい。そういった貢献を1部でもしていきたいので、来季も変わらず応援していただければと思います」