県立相模原総合高校(大島/伊原伸一郎校長)の生徒が、熊本地震で被害を受けた同県の南阿蘇西小学校と中松小学校に対し、昨年12月に支援物資を送った。
同高校では、2011年の東日本大震災発生を受け、生徒会本部を中心に復興支援活動を行う組織「SAGASO Cheering Project」を発足。校内や街頭での募金活動や、物資販売などにより募った義援金を、同震災被災地に必要な物資に代えて送る活動を5年間にわたり継続している。
昨年4月に発生した熊本地震の復興支援に向け、「広げよう笑顔の輪」をスローガンに5月から始動した今年度は、募金活動や文化祭で出た資源ゴミの分別などで集めた総額57万671円を活用し、サッカーボールや棚、洗濯機、救急バッグ、ペダル式ゴミ箱など、両校が必要とする物を用意。12月に、応援旗や菓子とともに、生徒有志による手書きのクリスマスカードを添えて、現地へ送った。
生徒会本部プロジェクトリーダーを務める赤津正宗さんは今回の活動について、「クリスマスカードを贈ると決まった時、生徒が協力してくれるか、子どもたちが喜んでくれるかと心配でした。しかし、140人の生徒が協力してくれ、小学校からも感謝の言葉が刻まれた直筆の手紙が送られてきて、歓喜にあふれました」と話した。
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