「オイルパステル」という特殊なクレヨンを使い、黒板に彩り豊かに色を乗せ、明暗のはっきりした立体感のある絵を描く。オーストラリアから日本に伝わってきたといわれる看板アート「チョークアート」。太井在住の川上Makoさんは8年前、本場・豪州で、その絵の持つ魅力に引きつけられた。すぐさまチョークアートを習い始めた川上さんは、渡豪して第一人者として知られるモニーク・キャノン氏から技法を学び、現在は講師として市内外で複数の教室を開いている。10月8日に中央区で行われた地域イベント「ペインティングパフォーマンスグランプリ」では審査員を務め、チョークアート体験コーナーも設置した。
川上さんの教室には小学2年から85歳まで様々な人が通う。「教室を始めた当初から生涯学習をめざしている。チョークアートを通して一生できることや楽しめる場所を提供したい」。地域活動にも勤しみ、10月28日(土)には「グループホームみさき津久井」(太井)で行われるまつりに参加し、材料費のみでチョークアートを体験できるブースを構える予定。午前10時〜午後2時。詳細は【携帯電話】090・9952・9123へ。