大島にある水田で10月26日、大沢幼稚園(上九沢)の年長児とその保護者ら約130人による、もち米の稲刈りが行われた。
地元農家の協力で休耕田を利用して、農業体験を楽しみながら、食や地域の自然、伝統的な文化や技術にふれることを目的に同園が実施している恒例行事。今年で5年目を迎えた。
5月から代掻きや田植えなどで稲作に接してきた園児はこの日、自分の背丈よりも高く育った稲を、手も足も泥だらけにしながら順番に鎌を使って刈り取った。
稲束を干し終わると、長友六月園長が「農業をしている人がこうして一生懸命作っているお米を、私たちは毎日食べています。みんなも一生懸命に食べてください」と園児に語りかけた。
同園では、11月に行われるイベントの中で、足踏み式脱穀機や千歯こき、唐箕(とうみ)といった昔ながらの農機具を使いながら、この日に刈り取った稲が餅になるまでの流れを体験。最後につきたての餅を食べる。
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