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お笑い芸人で、このほど相模原市名誉観光親善大使に選ばれた タブレット純さん 中野出身 42歳

公開:2017年4月13日

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自分らしく伝える「相模原」

 ○…日常に潜む些細な矛盾を自ら演奏するギターに乗せてムーディーに歌い上げる。ネタの独自性はもとより、一時期を歌手としてならした歌唱力で観客を魅了し、ファンを増やしている。そうした活躍は地元・相模原の人々にも伝わり、大役に抜擢された。突然の知らせに戸惑いもあったが、「住んでいて感じた相模原の良さを、自分なりに発信していきたい」と気負いはなく、柔和にほほ笑む。

 ○…ほかの遊びよりラジオで歌謡曲を聞くのが好きな「少し変わった」少年だった。中学に上がると、今は無き淵野辺の中古レコード屋に足繁く通い、好みの音盤選びに没頭。歌謡曲の持つ世界観に魅了され、いつしか音楽は生きる喜びとなっていった。高校入学後は、独学でギターを身に付け「音楽で生きていく」道を模索。卒業後、古本屋に勤務しながらチャンスを待っていると、偶然が重なりムード歌謡グループ「和田弘とマヒナスターズ」に加入、念願を果たした。しかしその後、グループは解散。ソロで活動していたところに声がかかり、「芸人」となった。歌手から芸人への転向。「歌手として人に騒がれるより、笑われている方が自分は楽」と自然体だ。

 ○…レトロで渋いモノと、人を愛する。歌謡曲以外にはプロ野球、プロレス、大相撲の大ファンでもある。そのいずれも今をときめくスターではなく、過去に活躍した「いぶし銀」の選手に惹かれる。「好きな選手の資料は、人生をかけて集めたい」。一度愛したものへの愛情は尽きる事がない。

 ○…これまで主な活動はラジオ番組への出演などで、地元での活動は限定的だった。今回、72万人の顔となり、地元を発信する意欲に溢れる中で、相模原を題材にした曲の制作も頭に。「私がいた津久井方面には駅が来ると言って来なかったりした過去がある。そうした話を哀愁漂う曲にしたい」と、視点は独創的。誰にもまねできない、唯一無二の形で相模原を盛り上げる。

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