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合唱指揮者磯部俶氏 生誕記念し音楽祭盛大に 曲にゆかり 「青根」全国発信

教育

公開:2017年9月14日

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手作りのステージで全国の合唱サークルが美声を披露する
手作りのステージで全国の合唱サークルが美声を披露する

 第26回磯部俶(とし)記念『遥かな友に』道志川合唱祭が9月24日(日)、午前10時30分から午後4時30分、緑の休暇村センター・青根緑の休暇村いやしの湯周辺特設ステージ(青根807の2)で開催される。合唱曲として多くの人に親しまれる『遙かな友に』。その曲が生まれた青根を会場に、磯部氏の生誕100年を記念して行われる今回の合唱祭では記念曲の制作、タイムカプセルの開封など、目白押しの内容で祭を盛り上げる。

 数多くの合唱曲を作詞、作曲し、合唱指揮者としても有名な磯部俶氏。氏の代表曲でもある合唱曲『遥かな友に』は1951年、早稲田大学の男声合唱団「早稲田グリークラブ」のOB・指導者でもあった磯部氏が、同クラブのメンバーとともに青根の道志川沿いで夏合宿をしていた時に制作した曲といわれる。その後、磯部氏を慕う多くの人の支援により1986年、『遥かな友に』の歌碑が、曲が生まれた青根休暇村センターに建立された。以来、青根地区は合唱の里として数多くの音楽関係の催しを実施してきた。この合唱祭は、その一環として、1992年以来、毎年秋に開催されている。

 今年は、磯部氏(1917年7月24日生)の生誕100年にあたることから、記念祭として開催。磯部氏が名付け親でもあり、オールドファンには懐かしいコーラスグループ「ボニージャックス」メンバーの西脇久夫氏と磯部氏の息子である磯部周平氏に作詞・作曲を依頼して「生誕100年記念曲」を制作。また、歌碑建立翌年の1987年に埋められたタイムカプセルの開封などが行われる。

21団体がハーモニー奏でる

 合唱を通して、「青根」の地名を全国に発信することも目的としているこの合唱祭。当日は、道志川河畔という、大自然の中のステージを会場に、和歌山県など市内外から合唱21団体が参加して、美しいハーモニーを披露。ボニージャックスや早稲田グリークラブもお祝いにかけつけ、ステージを行う他、地元特産品などが当たる抽選会や地域特産品の販売を実施。また、恒例の『遙かな友に』と『道志川旅情』の全員合唱の他、生誕100年記念曲も全員で歌う予定だ。入場無料。

 主催者である道志川合唱祭実行委員会(関戸正文会長)は、「今回の記念合唱祭の開催には多くの方から寄付も集まり、御協力いただきました。楽しめる内容になっていますので、多くの方に来場いただければ」と話す。

 問い合わせは、同実行委員会事務局(津久井まちづくりセンター)【電話】042・780・1403へ。

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