M・Sユニークダンス 車いすと軽快ステップ 発足19年目 昨年社協から表彰も
M・Sユニークダンス(車いすダンス)の会(笠原泰子会長)が発足し、19年目を迎えた。“まず自分たちが楽しもう”と続けてきた結果、昨年12月には、東京都社会福祉協議会から表彰も受けた。会長の笠原さんは、「自分たちの好きな事をしながら表彰を受けるなんて驚きです。仲間や地域の方に支えられて続けてこれました」と喜びを語った。
同会は1992年に発足。障害のある方、ない方ともに手を取り合い、純粋にダンスを楽しもうとスタートした。自身が楽しむことはもちろん、社会参加も会のモットーとし、福祉施設への訪問、福祉・音楽イベントへの参加など、様ざまな活動を行ってきた。
現在の会員は男女合わせて20人ほど。「忠生ひかり療育園」で月に2回の練習のうち、一度はプロ講師の堤孝貞さんがレッスンを受け持つ。和気あいあいとした雰囲気の中でも専門的なステップも取り入れ、健常者・障害者ともに踊りやすくキレイに見える振り付けを試行錯誤していく。
車椅子でダンスを続けて2年になる会員は「楽しい上、体幹がしっかりし安定も保てるようになった」とその魅力を話してくれた。今後の予定として、3月に福祉施設での発表、5月には親睦パーティーがひかえている。
同会に関する問合せは【電話】042・722・7856笠原さんまで。
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