大地震後「雨風しのげます」 705CAFE ツイッターで呼びかけ
災害に直面したとき、情報をどのように得るかが大事な問題となる。一つの情報に心強く思う人も多いだろう。町田でも今回の大地震の際、こんな情報を得て、安心した人がいる。
市内森野にある705CAFEは大地震後の18時ごろ、「オールナイトで営業しています。トイレとコンセント完備。雨風しのげます。キャパシティに限りがありますが、町田で往生していらっしゃる方がいらっしゃったら是非」とSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の一つ、ツイッターでつぶやいた。この情報は、町田市の一時待機所の情報とともに広く伝わった。
いつもは閉店となる23時ごろには合席になるほど店内は人であふれ、新たな来店者は「暖かくてやっと座れる」と言って喜んでいた。「地震のあと急いで毛布を準備しました。みんなが喜んでくれてよかったです」と同CAFE。小田急線が再開した0時過ぎには、多くの人が帰路に着いたが「動かなければ、朝までやるつもりでした。終わったら、何か疲れましたね」と笑っていた。
新しい情報伝達の方法は、誰もが簡易に発信でき、受信も簡易。ただ情報を得られる人と得られない人がいるのが問題。マスメディア情報と住み分けし必要性を考えてみるべきだ。被災者はこんな情報も得ている(右参照)。
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