東日本大震災の被災地を支援しようとする活動が夏祭りで広がっている―。被災地の物産を販売し義援金に充てたり、復興の様子を紹介するブースを出店するなどし、参加者らは「被災地のことを忘れない。私たちでできることがあれば」と話している。
被災地支援のために「何かしよう」という活動が市内で広がる中、先月末に鶴川団地で行なわれた鶴川三団地・商店会合同夏まつりでは、募金してくれた人たちに折り紙の鶴をプレゼントした。
この活動は鶴川団地中央商店会(杉山憲夫会長)の会員が、友人と始めたもの。「陸前高田市を応援している”町田鶴の羽の会”の皆さんが募金活動をすると聞いたので、募金してくれた方々に何か形になるものをプレゼントしたくて」と1か月ほど前から折り始め、千羽以上の鶴にはキレイなビーズとヒモで飾られている。「皆さんの気持ちが鶴に乗って届けばいいですね」と笑顔で話していた。
同会の上野静栄会長は「多くの皆さんのお力添えに本当に感謝しています。千羽鶴は募金して頂いた方も喜んでいらっしゃいました。また募金箱も地元の大沢工務店で作って頂きました。それぞれの方ができる支援を継続的にして頂ければ」とお礼を述べていた。
同会では岩手県陸前高田市への義援金・復興寄付金を呼び掛けている。郵便振替で口座番号は00180―5―472975 加入者名は町田鶴の羽の会(マチダツルノハネノカイ)。町田鶴の羽の会に対する詳しい問合せは【携帯電話】090・8108・8554へ。
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