防災訓練 「自助・共助・公助の徹底を」 8月28日(日)、七国山小学校で
東日本大震災後、初の総合防災訓練が8月28日(日)に町田市立七国山小学校をメイン会場として実施される。町田市は3月11日の大震災を受けた今回の防災訓練を【1】防災関係機関等との連携を強化、【2】地域における防災体制の確立、【3】市民の防災意識の高揚を目的としている。
町田市は「大震災後、市民から行政に対してこれまで以上の対策整備が求められているが、大規模災害時においては、市民一人ひとり、自主防災組織などの地域組織や自治体・公共機関などがそれぞれの役割を果たすことが重要」と市民一人ひとりの備え、行動の重要性を呼び掛けている。
訓練当日は、午前9時に町田市域を震源としたマグニチュード7・3、震度6弱の大規模な地震の発生を想定し、建物の倒壊、火災の発生、ライフラインの被害などに対する訓練を行なう。また公園などへの一時的に避難した市民や自宅倒壊の被害に遭った被災者の安否の確認、避難所への誘導などを実施する。
メイン会場の七国山小学校のほか、市役所本庁舎で災害対策本部訓練、藤の台小、南第二小、真光寺中、小山中央小を指定避難会場として避難所開設訓練などを予定している。
メイン会場では市民、自主防災組織などが参加・体験できる体験型訓練コーナーの設置や防災意識の啓発及び防災に関する情報提供ブースの展示、救出救助活動の演習や他組織からの応援受け入れ訓練を行なう。
町田市は「自助・共助・公助の重要性を市民の皆さんに改めて考えて欲しい」と話している。
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