サッカー日本女子代表のワールドカップ優勝以来「なでしこ」の活躍が注目される中、町田市で唯一の小学生女子軟式野球チーム「オリオールズレディース」も奮闘。先月行なわれた「第7回東京都学童女子軟式野球大会」で初めて準優勝の快挙を成し遂げた。矢萩卓司監督は「決勝戦では江戸川区の選抜チームに敗れたものの、よく戦ってくれた」と選手を称え、選手らは「日本女子サッカーのように、私たちもコツコツ練習に励み結果を残せてよかった」と喜びを分かち合った。
チーム存続との戦い
今年でチーム発足31年目。これまで幾度となくチーム存続の危機を乗り越えてきた。3年前に部員が9人を切り一年間大会に出場することができず、我慢をしながら練習に励み、男子チームに混ざって練習試合に臨んだときもあった。矢萩監督は「毎年毎年”存続”との闘いです」と話す。少年野球チームの中に女の子が入る場合もあるが、「女子だけで戦うチームは貴重。だから何としても伝統を守らなければならない」。 卒業を控える6年生の進路は様ざま。我妻里香主将(藤の台小)は「中学校の男子野球部に入部するか考えている」と話し、「野球が好きなのは男女関係ない。男子に負けない位上手くなりたい」と胸を弾ませる。
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