神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
町田版 公開:2011年9月29日 エリアトップへ

市内を中心に防犯・防災セミナーを行うセキュリティ研究家 ドノフリオ スティーブさん 図師町在住 45歳

公開:2011年9月29日

  • LINE
  • hatena

安全は意識と絆から

 ○…日本でも数少ない防犯・防災専門の「セキュリティコンサルタント」として無償で講演会を実施。月刊誌のコラムなど活躍の場も多岐に渡る。「防犯も防災も大切なのは常日頃自らの安全を意識すること」。そのためには地域の絆が必要不可欠という。近隣の人との井戸端会議が大きな役割を果たす。「地域の人との関わりが日本を平和にする。積極的に言葉を交わし情報を得て、学び続けることがトラブル回避に繋がる」

 ○…アメリカの大学院で「セキュリティ管理学修士」を取得後、セキュリティテストを行なう仕事を経験。「日本では施設や企業が安全かどうか、犯罪対策試験などを行なう会社がほとんどない。驚いた」と話す。転機は2001年、牧師として日本に来日したとき、池田小学校事件の報道を見て「心から日本の子どもたちを守りたいと思った」。これまでの研究や経験を活かし有限会社PURAを設立。学校や様ざまな団体に危機管理のアドバイスをした。「何か起こる前に皆で考えることが防犯・防災です」

 ○…市内フィットネスも営む。「心と体が健康であると防犯や防災意識も高まる」。経営のきっかけは息子とのサッカー。体力がなくてボールを追えず、脂肪がついたお腹に「OH MY GOD」と呆れた。自身でプログラムを作り3ヶ月でウエストを10センチ以上絞った。「今は息子よりも早く走るよ」とにっこり。

 ○…地域の更なる安全性の向上を目指す。「誰でも安全に生活する権利がある。重要なのはそれを皆が行使できるかどうか」。中高生対象の護身術講義や、大学生活安全セミナーなど、子どもの安全を守るのはもちろん、DVやシングルマザーの相談窓口にもなりたいという。「子どもたちは家庭で、”知らない人とは話さない”と教わり、学校では”登下校や校内では大人にとあいさつをしよう”と教わる。そういった矛盾のない町づくりをしたい」。まずは町田からと意気込む。
 

町田版の人物風土記最新6

川崎 哲哉さん

相原地区の一押しスポットを紹介するかるたの製作に取り組んだ

川崎 哲哉さん

相原町在住 61歳

4月18日

渋谷 りゅうきさん

町田市防災アンバサダーに就任したユーチューバーのメンバーである

渋谷 りゅうきさん

町田市在住 40歳

4月11日

hirocoさん(本名:関口裕子)

鶴川で朗読と歌唱のコンサートを今週末行う

hirocoさん(本名:関口裕子)

山崎町在住

4月4日

飯間 圭吾さん

町田市内の経営者らと今夏、地元産ビールの醸造所を兼ねた店舗を開く

飯間 圭吾さん

原町田在住 39歳

3月28日

綾野 光紘さん

近隣団体と組んだ盛り上げが評価された山崎団地名店会の会長を務める

綾野 光紘さん

下小山田町在住 41歳

3月21日

木目田 英男さん

町田市議会の第40代議長に就いた

木目田 英男さん

成瀬が丘在住 49歳

3月14日

あっとほーむデスク

  • 4月11日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

町田版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月18日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook