ミニバスケットボールチーム「町田B-COOL」の男子が先月行われたグリーン杯(横浜フレンズ連盟主催・出場全14チーム)で初優勝を達成。結成11年目、同連盟加入10年目で嬉しい快挙を成し遂げた。
大会は総当り戦後、決勝トーナメント方式。全勝で迎えた決勝も18点差と危なげない試合運びだった。
試合の中心選手である6年生9人のうち、5人は小学低学年から所属。高学年でチーム入りした4人も負けじと切磋琢磨して上達してきた。佐藤力也監督は「子どもらは純粋にバスケが上手くなりたいと思っている。それが結果に出たことは嬉しい」と喜びを語った。
バスケ環境「もっとよくなれば」
練習場所である市内小学校の体育館の多くは舞台の正面にゴールがなく、側面に設置されているのでコート全面を使った試合が出来ないという。そのため、公式戦や練習試合はいつも神奈川や埼玉など都外に出向いている。「町田で試合が出来る環境があって欲しい」とチームスタッフは話す。
市内の設備環境だけでなく、バスケを行うコミュニティの改善を求める声も。「近隣の中学校はバスケ部がなく息子は『バスケ部がある学校に行きたい』と話している。親としては行かせてあげたいけど、本来通う学区にバスケ部があれば」と保護者の1人。
市内のミニバスチームは男子2チーム、女子3チーム。盛んな横浜市などと比べて圧倒的に数が少ない。「バスケがしたいと思っている子は一度練習に参加してみて下さい」と同チーム。
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