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町田版 公開:2012年4月19日 エリアトップへ

全国各地で活動を続けるエレクトーン奏者 鈴木 弥生さん 成瀬在住 29歳

公開:2012年4月19日

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無限大の音色広めたい

 ○…「本来関わることのないコラボ、共演する喜びを味わった。サッカーは日本代表選手少しくらいしか」と首を傾げる。毎年行われる川崎フロンターレの新体制発表会に伴ったコンサート。今年、初めてエレクトーンの演奏者として舞台に立った。1000人を超す観衆のほとんどがサッカーファン。「アウェイでした」。過去に、同じ音楽家にエレクトーンは『電子ピアノ』『キーボードの仲間』と言われ”アウェイ”を痛感、知名度の低さに寂しさを味わったこともあるが「素晴らしさを知って欲しい。いつかゼルビアさんにも声をかけて頂ければ」とにっこり。

 ○…エレクトーンを始めたのは4歳。限りない音色に魅了された。「様ざまな楽器の音や、ドラムのリズムなど、自分で考え一斉に奏でられるのが醍醐味」と目を輝かす。練習は自宅で毎日行い、半日鍵盤の前に座り音を作ることも。仕事にする厳しさを感じながらクラシックをメインに自らコンサートを企画して開催する。運搬や音響設備の仲間に感謝する一方で、「雷と停電が天敵。怖いです」。

 ○…高校時代は町田高校の旧家政科に所属。「あの頃はいつも服のことを考え、リメイクなども毎日していた」と懐かしむ。進路を決める高校3年の夏まで、服飾に進学するか悩んだ。担任の先生にエレクトーンが弾けなくなる不安を伝えると「音楽がやりたい証拠。音大に行きなさい」と言われ、昭和音大短期大学部電子オルガンコースへ。優しさのこもった”強制的”な恩師の言葉に「後悔をせずにすんだ」と微笑む。

 ○…今後は国内だけでなく、世界を視野に活動を広げていく。「待ってるだけでは何も始まらない」。昭和音大の卒業生の前で、初めて大学でエレクトーンコンサートも実現させた。「大きなコンクールの受賞者が有名な音大に通い、ピアニストやバイオリニストといった仕事につくと思っていた」。今は自らの音楽を届けたくて仕方がない。
 

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