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町田版 公開:2012年6月28日 エリアトップへ

社会福祉法人まちだ育成会・町田市大賀藕絲館の施設長を務める 堀内 麻由己さん 山崎町在住 49歳

公開:2012年6月28日

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花と笑顔で前向きに

 ○…「やろうと思ったことは皆ですぐに行動に移してきた」。職員と共に企画した『ハス祭り』や『紅花祭り』は今年で5回目を迎え、今では『さくら祭り』と共に大賀藕絲館の3大祭りとなった。施設の工賃増加を図り、4年前にはお菓子などを製作する『ハスの実工房』も考案し設立。完成前は1人で施設内の小さなキッチンに何時間も立ち、平日の夜や土日を使い料理教室に通ったという。「ここで働いて何でもチャレンジするようになった」。施設長になり7年目。協力してくれる職員や利用者さん、そして施設運営に欠かせないハスや草花に感謝しきれない。「本当に昔は今と真逆の性格だったんだから」と目を大きくする。

 ○…働くきっかけは14年前。ハーブ教室で知り合った近所の友人から、紅花摘みの作業協力者を募集していることを知った。「当時は福祉施設だとは思っていなかった。お花が好きだから働いてみようと思った」と振り返る。アルバイトとして5年間続けた後、職員に。共に働く利用者の純粋無垢な笑顔や、喜怒哀楽を素直に出す姿を見て「何か肩の荷がおりた」と前向きになったという。

 ○…ガーデニングが大好きで、自宅の庭は過去数回雑誌に掲載されたほど。「理解ある主人のおかげで楽しませて貰っている」とにっこり。小さい頃はお花屋さんになりたいと思っていたが「辛いと聞いてやめようと思った」と微笑む。「最近は仕事が忙しくてなかなかお手入れできないけどね」

 ○…福祉施設として支援の幅を広げるため「変わらなければならない」と力強く話す。「全ての利用者さんが1日働いて楽しかったと思える施設にさらにしていきたい」。障がい者の労働環境の充実を図るのと共に、施設の認知度の向上も目指す。「お祭りなどをきっかけに足を運んで欲しい」。見て貰いたい景色は、都内ではなかなか目にかかれない花や田畑。そして「利用者さんの華やかな笑顔」
 

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