連覇目指しアイデア競争 市内の発明クラブ2チーム
小中学生による「第3回全国チャレンジ創造コンテスト」(公益社団法人発明協会主催)の全国大会が11月17日、東京工業大学で開催され、町田市少年少女発明クラブ(康井義明会長)から出場した2チームが、優秀賞(銀メダル)を獲得した。
同コンテストは、「モーターとゴムで動くハイブリッドカー」の最小走行時間と、蓄電器のエネルギーを使ってのアイデア・パフォーマンスを競うもので、全国から地区予選を勝ち抜いた57台が出場した。
町田からは、同クラブの工藤万幸さん(鶴川二小5年)、寺田瑞樹さん(図師小6年)、草部萌さん(鶴川四小5年)による「SAKURA号」と、梅原昴斗君(鶴川一中1年)、中尾研史君(小山田中1年)、市川太一君(町田二小6年)による「SUNフェニックス号」が出走した。
SAKURA号は車体に桜の絵をあしらい、赤やピンクのLEDライトを点滅させながら走る仕掛けが評判を呼び、発明協会会長賞。SUNフェニックス号は、車体の大きさに合わせてタイヤの大きさを工夫し、走行時間でベスト4に食い込んだことが評価につながった。こちらはNHK会長賞で、ともに銀メダル獲得の結果となった。
第1回大会から連覇していた同クラブ。3連覇を期待しての出場だったが、当日は2回の出走のうち、2台とも1回目はアクシデントに見舞われ、記録なしとなる中、見事1発勝負で逆転劇を果たした。
「金メダルは逃しましたがよく健闘しました。来年は奪還したい」と同クラブ。
|
|
|
|
|
|