町田のスポーツ界に貢献した選手、指導者らを表彰する「スポーツアワードまちだ」(Spоrtsまちだホームタウン協議会、町田市主催)が16日、町田市文化施設和光大学ポプリホール鶴川で行われ、グランプリに桜美林大学ソングリーディング部「CREAM」が輝いた。
このイベントは全国・世界レベルで活躍している町田市民、団体、町田を中心に活躍している個人・団体、また選手を支えるスタッフを公募し、選考に基づいて表彰するもの。
今年で3回目を迎えた同イベントには、58組の個人、団体がエントリーし、市民によるWEB投票、選考委員会などを経てグランプリなど7部門が選ばれた。
グランプリに輝いたソングリーディング部「CREAM」は、本場アメリカで行われた国際大会IASF・WORLDSクラブチーム世界選手権で優勝したことや、東日本大震災の義援金活動、市内小学校でのチアダンス教室などの活動も評価された。優勝した時の全キャプテン・鈴木啓奈さんは「皆さんの応援が支えになって頑張れました。後輩たちも世界一を目指して頑張っているので、これからも応援して下さい」と喜んでいた。
今年度は五輪イヤーということもあり、ロンドン五輪に出場した海渕萌選手(カヌースラローム)と弓良隆行選手(馬術)が準グランプリとGlobal・Act賞にそれぞれ輝いた。
海渕選手は大戸小、武蔵岡中出身で、ロンドン五輪に日本代表としてカヌースラローム女子カヤックシングルで19位、また市内で児童や生徒に講演会などを実施し町田市のスポーツ育成に貢献したことなどが評価された。
ベストパフォーマンス賞には、都立町田高校定時制サッカー部と体操の内山由綺選手(南中3年)が選ばれた。町田高定時制サッカー部は、今年度全国高等学校定時制通信制体育大会で3連覇を果たした。内田選手は年齢制限で五輪への出場資格はなかったが、ロンドン五輪の日本代表選考大会で女子個人総合5位に輝き、受賞のあいさつで「リオデジャネイロ五輪に出場してメダルを取りたい」と目を輝かせていた。
ベストホープ賞には全国JOCジュニアオリンピックカップで女子50m平泳ぎで優勝した水泳の奈須田ゆうか選手(小山田中1年)が選ばれ、奈須田選手も「北島康介選手のように活躍し、五輪でメダルを取りたい」と抱負を語った。
ほかに昨年の出雲駅伝で優勝した青山学院大学陸上競技部監督の原晋氏にベストリーディング賞、びわ湖毎日マラソンで自らが持つ日本ろう記録を更新する2時間26分32秒を記録した山中孝一郎選手に選考委員会特別賞が贈られた。
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