音楽座ミュージカル 観客も「出演」!? 芹ヶ谷スタジオで作品研究会
客席も舞台空間に塗り替え、観客も役割を演じる―
町田を拠点に活動する「音楽座ミュージカル/Rカンパニー」が今月、稽古場の芹ヶ谷スタジオで「作品研究会」を開催した。10回の公演で、のべ1000人の観客が「参加」し、かつての上演作「七つの人形の恋物語」(ポール・ギャリコ原作)に新たな息吹を吹き込んだ。
観客は、「上下黒の服装」で来場、黒いひざ掛けやマント、黒いマスクまで用意される中、「存在」という役割を与えられ、足踏みや手拍子などで、「熱演」した。
「原点に立ち返る」ことを目的に、今回初めての試みとなった同公演。360度を客席に囲まれた「舞台」からは、熱演する役者の汗や息遣いまで確認できるほど。至近距離で歌や踊りを堪能した観客からは、「時間が経つのがあっという間に感じられた反面、とても長い時間を過ごしたような充実感もあった」「舞台と一体になった気がした」などの声が寄せられた。
31日に体験レッスン
なお、同カンパニーでは、「歌やダンスを通して自分を発見し心の底から元気になってほしい」と地域の子どもやシニアを対象に「音楽座ミュージカルKIDS」や「シニアGLEE」を主宰。今月31日(日)には、同スタジオでそれぞれ無料体験レッスンを実施する(要事前申込)。4〜9歳クラスが午前10時と午後1時、10〜14歳が11時半と2時半、4〜14歳が4時、60歳以上が10時と1時と4時。(問)【フリーダイヤル】0120・503・404(受付時間は正午〜午後6時・日祝休)
|
|
|
|
|
|