相原町・小山町・小山ヶ丘を管轄する南大沢署の署長に就任した 萬羽(ばんば)節夫さん 警視 57歳
地域に根付き若い署を牽引
○…『明るく、正しく、強く』がモットー。「明るい職場で、不祥事のない、悪をくじき弱気を助け、地域の人々に頼られる警察署でありたい」と着任時に署員にも伝えた。開署して4年の若い警察署。「ようやく地域に根付いてきたように感じる」。署員も若く元気な人が多いので、柔道や剣道などの「術科」の大会では警視庁内で常に上位。自身は剣道4段の有段者だが「試合には出ませんね。若い人に活躍してもらうよ」
○…新潟県十日町市出身。「駅周辺は都会的だが少し行くと田んぼや畑など自然が豊かで親しみやすい」と八王子市南大沢や町田市を評する。幼少時代は山で虫捕りなど自然の中で遊んだ。山歩きやウォーキングは今の趣味となっている。中学時代は、野球にバレーボール、卓球、冬はスキーとスポーツ三昧。しかし高校に入ると今までと全く違う文科系のクラブに入るが「詳細は内緒」とか。
○…「きっかけはなんだったっけな」と警察を志した頃を振り返る。「ただ、入ってみたら面白かった。法令指導や改正道交法の資料を作ったり、交通相談に乗ったり。市民はもちろん『警視庁』ということで他の県警からも相談を受けたりしてね」。80年に警視庁採用後、03年に麻布警察署交通課長、04年に第二方面交通機動隊副隊長、06年に警察大学校派遣の交通部管理官、08年交通部駐車対策課課長代理、10年青梅警察署副署長、11年交通部理事官(交通管制課)を経て、13年2月に南大沢警察署署長に。「管内は、振り込め詐欺や侵入盗など犯罪は多い。交通事故は減少しているが、更に一件でも少なくするために努力していきたい」と抱負を語る。
○…現在は奥さんと一人っ子の娘さんを埼玉に残し単身赴任中。学生時代の『杵柄』で家事、炊事をこなす。ストレス解消にはウォーキングとサッカー観戦。「忙しくて満喫できないけどね」。署員と地域の人々と共に安全・安心な町づくりに励む。
|
|
|
|
|
|