旧本庁舎跡地利用 12月にプレオープン 広場として活用
解体工事が進んでいる町田市旧本庁舎。8月からは整備工事も始まり、12月にはプレオープンを予定。来年度のグランドオープンを目指す。
新庁舎移転に伴い、解体工事が進んでいる旧本庁舎。重機により、その姿は日に日に消えている。
敷地面積は約9250平方メートルで、最大建設可能延床面積は3万平方メートル。
町田市によると、8月からは広場にするための整備工事も同時に進められ、12月には更地にした状態で、一般開放する予定だという。「できるだけ早く、市民の皆さんに利用していただけるように、まずはプレオープンとして開放します」と話す。
プレオープン時は、砂などを敷きつめ、散歩などできるようになるという。利用規定などはそれまでに作成する。
また整備工事はそのまますすめられ、芝生の植栽などを経て、グランドオープンとなる。「来年度のできるだけ早い時期にグランドオープンする予定です。その後、5〜10年ほどをかけて、広場でイベント開催を行いながら、屋根付きイベント空間の適切な施設規模などを決定していきたい」としている。
市の庁舎跡活用基本構想では、ステージや大型スクリーン、音響施設など、多彩なイベントや活動を可能にする屋根付きイベント空間を整備し、市民活動や文化芸術の活性化にも寄与できる機能も付加したいとしている。
今後は上記の検討のほか、バス路線の変更や道路の拡幅、バスターミナル機能の再配備など町田駅からの交通環境の改善を、交通に関する計画の中で総合的に検討していく。
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