6歳で5年生の漢字検定 石田幹太朗くんが挑戦
真光寺在住の石田幹太朗くん(6歳)が、日本漢字能力検定(以下漢字検定=公益財団法人日本漢字能力検定協会主催)の6級に挑戦する。6級は小学5年生レベルで、同級への未就学児の受験者は0・02%ほどで、合格者は3〜6人程度と言われる難関。試験日は6月30日。
幹太朗くんは、年少のときから漢字検定に挑戦し始め、全て1発で合格している。6級の予習でも合格ラインを超えていて「たぶん大丈夫」と自信をみせる。
図鑑を読むのが好きで、朝起きるとすぐに恐竜図鑑に手が伸びる。アロサウルス、ティラノサウルスなど恐竜の名前はもちろん、特徴や生態なども全て覚えているほどで、欄外に書かれている説明文まで暗記している。今は『危険・有毒生物』の図鑑がお気に入り。魚介類や動物、昆虫、植物といった有毒な生物が満載された図鑑。
幹太朗くんが文字に興味を持ち出したのは1歳のころ。車のナンバープレートに書いてある漢字やひらがなに興味を持ち、ご両親に「あの字は何て読むの」とナンバープレートを見るたびに聞き、ひらがなはそれで覚えてしまったという。
勉強法も幹太朗くん独特で、図鑑を読みながら解らない漢字、言葉があると自分で辞書を引き、覚えた文字には辞書にフセンを付けていく。漢字検定のための勉強というよりも、知りたいことを自分で学んでいく方法で知識を深めている。
「将来の夢は科学者か水族館の飼育係。もっともっと色々なことが知りたいし、イルカの飼育係もやってみたい」とあどけない笑顔を浮かべる。「でも、両方やりたいので、昼間は科学者、夜は飼育係をしようかな」
幹太朗くんは2歳年下の弟・壮太朗くんと2人兄弟。壮太朗くんも図鑑が好きで、お兄ちゃんと一緒に座って目を輝かせる。
石田さん一家は7月の末に仕事の関係でドバイへ転居する。インターナショナルスクールに入学が決まり「ドバイに行ったら何をしようかな。スキーかな」と笑うが、「もっといっぱい色々な勉強したい」と住む場所が変わっても希望いっぱいの様子。
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