東日本大震災 「風化させない」 玉大生2人がメッセージ展
玉川大学農学部の溝口慎也さんと矢田耕平さんの2人が現在、「東日本大震災を風化させてはならない」と『カナダから被災地へメッセージ展』を町田生涯学習センター7階ミニギャラリーで開催している(9月9日まで)。
2人は2011年9月からカナダ・バンクーバーに留学し、その間に当地の人たちに対して大震災の援助への感謝と被災地の現状報告を行った。また被災者へのメッセージを募り、256人から激励の言葉をもらった。
「当時はボランティアに行くこともできず、何をしていいか分からなかった。ホームステイ先の人たちも心配してくれ、活動したことで外国の人たちの暖かさを感じた」と2人は振りかえる。
講演会も開催
溝口さんの実家は福島第一原発から10Km圏内の富岡町にあり、家族は現在北関東に避難している。これらの経験や避難所で暮らす人々の思いを語る講演会が9月7日(土)には同センター6階視聴覚室で行われる。午後1時30分〜4時40分。ほかに大槌町に派遣されている町田市職員なども講演する。
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