FC町田ゼルビア 相馬新監督 抱負を語る 町田市陸上競技場で会見
FC町田ゼルビアは1月18日、今期より就任した相馬直樹監督の就任会見を町田市陸上競技場で行った。相馬監督は、過去に監督を務めた同チームへの4シーズンぶりの復帰となり、新たなるチーム作りの抱負を述べた。また同時に新加入選手の紹介とあいさつが行われた。
相馬監督は2010年に監督として同チームを率い、3位の成績でJ2参入の条件を満たす結果を残したが、スタジアム設備などの成績以外での条件がJリーグ基準をクリアせず、J2参入を逃したという経緯を持つ。相馬監督は「監督として最初のキャリアとなったチームでもう一度指揮を執れるということは大変光栄。チームも成長して変わったと思うが、自分自身も色々な経験を積んで以前より『幅』が広がったと思う。1からスタートだが、積んできたものを活かしていきたい」と話し、「J2昇格が目標ではあるが、観戦に来てくれた人が『来て良かった、また来たい』と思うような躍動感のあるサッカーを披露したい」と抱負を語った。
相馬監督は1971年(昭和46年)年生まれ。94年に鹿島アントラーズに入団、02年に東京ヴェルディ1969、03年には鹿島アントラーズ、04年に当時J2の川崎フロンターレに所属した。98年のフランスW杯を経験するなど日本代表でも活躍。国際Aマッチ通算58試合、4得点の実績を残す。08年からは指導者として川崎フロンターレU-18アドバイザーコーチ、10年にFC町田ゼルビアの監督で指導、11年から川崎フロンターレ監督、13年はモンテディオ山形ヘッドコーチで指導してきた。幅の広がった指導で同チームの復活へ、期待が高まる。
新加入選手は昨シーズンのレンタル移籍からの完全移籍選手を除いて14人。会見に参加した13選手がそれぞれ自己紹介をし、新チームでの抱負を語った。ゼルビアユースから初めてトップチームに昇格したGKの千葉奏汰選手(18)は「少しでも早く公式戦に出てチームの勝利に貢献できるキーパーになりたい」とコメント。今期より新たに就任した丸山竜平強化部長は、新加入選手について「意図があって組み立てた選手たちですので手ごたえを感じています。同じ方向を向いて一体になれるメンバーです。それを相馬監督がうまくまとめてくれると期待しています」と話した。
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