松下幸之助氏の理念 町田法人会
丁寧に説明する金子一也所長
東京都町田市倫理法人会（大石尾張会長）は６月17日、イブンングセミナーをホテルラポール千寿閣で行い、１３０人以上が参加し盛大に行われた。
当日は松下政経塾政経研究所の金子一也所長を講師に迎え、「松下幸之助かく語りき」をテーマに、過去のＶＴＲ資料などをもとに、松下氏が語ったことなどを金子所長がほかの事例などをあげながら、丁寧に解説した。
今回のＶＴＲは、テレビ番組で収録したもののほか、政経塾での講演などの映像も含まれていて、「秘蔵映像も多数含まれています。松下氏の多数の著書にも書かれていないことも多くあり、松下氏の声を通して、商売に対する考え方や理念など知ってもらえれば」と説明した。
秘蔵映像の中には、営業手法や営業ツールで効率よく営業しようと言う塾生に対して、人の心などを問いながら叱責する場面もあり、経営の神様と言われた松下氏が考える理念などが随所に分かる映像だった。参加者のひとりは「『悩むのが社長の仕事』と言われていたが、その通りで、１００年単位で将来を考えていた松下氏ほどではないが、10年先のことをもう一度考えるきっかけになった」と話していた。
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