町田サッカー協会 市盛り上げる新組織 大会やキャンプ地を誘致
一般社団法人町田サッカー協会(萩原智博理事長)はこのほど、2020年に東京で開催されるオリンピック・パラリンピックおよび、現在愛知県が誘致活動を行っているフットサルW杯などの世界大会を見据え、新組織「企画委員会」と「フットサル委員会」を立ち上げた。
企画委員会では、育成年代への対応強化や、オリンピックなど世界大会のキャンプ地誘致や全国大会の誘致を行い、「サッカーの町・町田」を盛り上げていく。
キャンプ地の拠点として現在サッカーJ3リーグに所属するFC町田ゼルビアの本拠地・町田市立陸上競技場を挙げている。同競技場はスポーツ祭東京2013が開催された昨年を除くとゼルビア戦以外の試合がほとんど行われていない。同委員会では今後、同競技場への各種大会の誘致を促進し、実績を積み、JOC(日本オリンピック委員会)関係者にアピールしていく。
フットサル強化も
フットサル委員会は、ASVペスカドーラ町田が所属するFリーグ(=国内トップリーグ)を「観る環境」がありながら、体育館でフットサルをすることができないなど、「する環境」「支える環境」が整備されていない現状に懸念を抱いた同協会により設立された。「スポーツを見る・する・支える、それぞれのバランスを整えなければ次世代の選手が育ってこない」と同委員会。また「現在世界で活躍するサッカーの名プレイヤーもフットサル出身の選手が多く、フットサルを強化することがサッカーの発展にも繋がる」と意義を話す。
同委員会では、小学部フットサル大会の審判の連携を図るなどバックアップを実施、将来的にはオールカテゴリーでの市民大会実施を検討していく。また、老若男女が気軽にプレーできる特徴を活かし、家族や高齢者などにも目を向け、町田市内でより多くのフットサルファミリーを創造できるよう検証を重ねていく。
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