ミャンマーを知ろう会 国民食で文化交流 芸術や生活習慣など学ぶ
ミャンマーを知ろう会(中西猛之代表)の日本ミャンマー文化交流が19日、町田市生涯学習センターで行われた。同会は文化や芸術、習慣などを学びながら、ミャンマーと交流を図っている。
政治体制などで日本との交流が少なかったミャンマー。同会では文化、芸術などテーマを変えながら定期的に講座を行っている。講師は同国出身のチョウチョウソーさん。23年前に政治的な理由で日本に亡命。現在は飲食店を営みながら、日本とミャンマーの橋渡しをしている。
当日は、地図を見ながら百数十の民族に分かれ、それぞれ衣装や食生活などが違うことなどを紹介。また香辛料や食べ物による健康法なども話していた。
講座の中で、ミャンマーの国民食「モヒンガー」作りの実演も行われ、料理が進むごとに会場内を香辛料の香りが包み込んだ。「モヒンガーは毎日食べている代表料理。嫌いな人を見たことがない」という。タマネギやニンニクを煮込んだ汁で米粉の麺を食べる。「1回に大量に作り、好きなだけ食べる。これがミャンマー流」と笑う。
同会には20代の若者から高齢者まで幅広い年代層が参加している。何度もミャンマーに行っている女性は「とてもフレンドリーな人たちで価値観も日本人にそっくり。ただ、保存のためか甘い料理が多く、ちょっとツライ。でも今年の夏も行きますよ」と笑顔で話していた。
同会の次回の講義は未定。
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