小学生議員 活発に意見主張 「早く大人になりたいか」
小学生が市議会議員の体験をする「まちだ夏休み子どもフェアー」が6日、本会議場で行われた(町田市青少年委員の会主催)。夏休み恒例のイベントで、子どもたちは今回のテーマ「大人に早くなりたいか」を活発に議論し、表決した。
本会議場を使った「子ども議員体験」は2008年から行われ、毎年多くの小学生が参加している。
これまで「宇宙人はいるか」「幽霊を見たことがあるか」などユーモラスな議題もあったが、今年は「わたしは、はやく、おとなになりたい」。
議長が子どもたちに発言を求めると、次々に手が上がり、「学校で遊ぶことが楽しいし、大人がふざけているとおかしいから、早く大人になりたくない」「大人はやることがいっぱいあるからヤダ。子どもは楽チン」など反対意見が多く挙がる一方、「お母さんのお手伝いを早くしたい」「仕事は大変そうだけどお金を貯めて好きなものを買いたい」「科学者になって色々なものを発見し、世界に役立ちたい」「お母さんが飲んでいるビールを飲みたいから」「早くお金持ちになりたい」など賛成意見も多く見られた。
表決は、低学年の部では1票差で反対が上回り、高学年の部は同数だった。
子どもたちは「緊張したけど、楽しかった。表決のボタンを押せて良かった」など笑顔で話していた。
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