J2昇格に向けて負けられない試合が続くFC町田ゼルビアは16日、町田市立陸上競技場で行われたホーム最終戦で福島ユナイテッドFCに2―0で勝利した。同じく勝利し2位をキープするAC長野パルセイロを勝ち点差1のまま追走し、最終戦に望みをつなぐ。
J3リーグは11月23日(日)に最終節を迎える。FC町田ゼルビアの今節までの成績は19勝8分5敗、58得点、22失点(得失点差+36)、勝ち点65で3位。J2に自動昇格となる1位は、今節も勝利したツエーゲン金沢が勝ち点72で確定している。残る昇格枠は「2位の席」ただひとつ。
ゼルビアが2位になり、J2リーグ21位が確定したカマタマーレ讃岐との入れ替え戦に出場するには、次の最終節で【1】藤枝MYFCに勝利(勝ち点3)し、かつ2位のAC長野パルセイロが引き分け(勝ち点1)か敗退(勝ち点なし)、【2】藤枝と引き分け(勝ち点1)、かつ長野が敗退(勝ち点なし)の2パターンしかない。【2】の場合には、勝ち点、勝敗数が並ぶため、得失点差が決め手になる。今節まではゼルビアの+36に対し、長野は+30で、得失点差ではゼルビアに分がある。いずれにしろ、ゼルビアが本来の実力を発揮し、得点ランキング1位(19得点)の鈴木孝司選手を筆頭に得点を重ねて勝利し、長野対Y.S.C.C.横浜の結果を待つしかない。
福島ユナイテッドFC戦後に行われたホーム最終戦セレモニーで、キャプテンの李漢宰選手は、来場したサポーターに1年間の感謝の意を述べ、「残り、アウェイでもう1試合あり、入れ替え戦を含めたらホームでももう1試合あります。必ずここに戻ってきます」とあいさつした。
最終節、藤枝MYFC戦は23日(日)、敵地藤枝で午後1時キックオフ。
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