町田市立博物館で現在、「ガラスの鼻煙壺〜清朝の嗅ぎたばこ入れ」展が開催している。
「ビエンコ」―。聞きなれない言葉だが、漢字で「鼻煙壺」と表す。
17世紀から20世紀ごろ、清朝下の中国では、鼻から粉末状のたばこを吸いこむ「嗅ぎたばこ」が流行した。その容器が『鼻煙壺』。
鼻煙壺は石製、陶製、金属製、金属製、象牙製、木製など様々な素材が用いられた。今回の展示では、ガラス製の鼻煙壺約220点を一挙に展示している。
「内絵や被せガラスといった高度な技法が施された、ヴァリエーション豊かな小さな工芸品の世界をどうぞお楽しみ下さい」と同博物館。
展示は12月23日(火・祝)まで。午前9時〜午後4時30分。入館料300円。
期間中には、講演会「嗅ぎたばこ入れ〜知られざる美術工芸の世界」が30日(日)に開催。講師は、たばこと塩の博物館主任学芸員の谷田有史さん。午後2時〜3時30分、定員60人(予約不要、当日先着順)。
担当学芸員による展示解説は、12月14日(日)、21日(日)に行われる(各午後2時〜2時30分)。各回定員20人(予約不要、当日先着順)。
問合せは【電話】042・726・1531同館へ。
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