町田市少年少女発明クラブ(康井義明会長)所属、鶴間在住の宇田裕貴くん(中学1年)が小学6年当時に発明した作品がこのほど、特許を取得した。3月3日には、チャレンジ創造コンテストの全国大会や東京都の発明くふう展などの大会で受賞したほかのクラブ員らとともに石阪丈一市長に表敬訪問した。
宇田くんの作った「簡単!スリーウェイ ステッキ」は昨年度の同クラブ第9回アイデアものづくりコンテストで金賞の「ものづくり大賞」受賞作で、特許登録名は「段差昇降補助機能及び起立補助機能付き歩行補助具」。お年寄りが簡単に段差を昇り降りでき、椅子から立ち上がるときに支えになる「3つのモード」を持つ。操作は杖の上下を反転させ、カバーをスライドするだけで、力の弱い高齢者にも簡単に扱える。
介護の仕事をしている宇田くんのお母さんに「お年寄りが困っていること」を聞き発案した。宇田くんは「嬉しいです。後からジワジワ実感が湧いてきました。お年寄りに使ってもらいたい」と感想を話した。
同クラブでは4月から開講の第11期生(小3〜小6)を募集している。氏名・学校・学年・【電話】を記入し〒194-0014町田市高ヶ坂3の6の15同クラブ宛に投函。19日(木)消印有効。詳細等問合せは同クラブ【電話】042・728・1504へ。
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