「認知症フォーラムIN鶴川〜高齢者の尊厳が守られるやさしい街・鶴川」が13日、和光大学ポプリホール鶴川で行われた。
当日は80人以上の来場者で会場は満席。認知症に対する関心の高さが伺えた。今回で3回目のイベントで、町田市による認知症の取り組みや医師による認知症についての説明、薬剤師による認知症に対する薬の現状など多岐にわたる専門家が「認知症の今」を説明した。また地域で活動するグループの活動法報告や生活スタイルの提案なども行われた。
イベントの目的は「認知症になっても可能な限り住み慣れた地域・我が家で生活できるよう『さりげなく、ささえあい、つながっている』街づくりを目指して」。 主催者の一人は「認知症の方をご家族だけで見守るのは大変です。少しでもご家族の方々の負担が減るように、地域全体で見守れるために様ざまな団体が活動しています。ご家族だけで孤立しないためにも、行政や民間が行っている活動を知ってほしい」と話し、地域活動の理解を浸透させることの必要性を話した。また、認知症に対しての理解の重要性についても「ご本人だけでなく、ご家族の方にも認知症についてよく知ってもらうことが大切。初期に認知症と分かれば、アドバイスすることが多くなります。一人で悩むのではなく、専門医院などで受診、相談してほしいです」と呼び掛けている。
このイベントの主催は町田市グループホーム連絡会、町田市小規模多機能連絡会、町田市認知症友の会、野津田・能ヶ谷あんしん相談室、町田市鶴川第1・第2高齢者支援センター。
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