サッカーJ2・J3リーグ入れ替え戦第2戦が6日、大分銀行ドームで行われ、J3リーグ2位のFC町田ゼルビアがJ2リーグ21位の大分トリニータを1―0で破り、ゼルビアは4年ぶりのJ2復帰を決めた。
試合終了を告げるホイッスルが鳴ると、歓喜の瞬間を一目見ようと町田市役所のパブリックビューイングに集まったサポーターら約100人から一斉に歓声が上がった。「J2おめでとう」「ありがとうゼルビア」と会場は大盛り上がり。涙を流しながら、隣同士になったサポーターたちが抱き合っていた。
J3リーグを優勝して自動昇格を狙っていたゼルビアだったが、首位のレノファ山口FCと勝ち点が並びながらも得失点差で2位に。J2昇格・残留を賭け、大分トリニータとの入れ替え戦に挑んだ。第1戦はホームの町田市立陸上競技場で2―1で勝利。先制されながらも前半終了間際で追いつき、後半に突き放した。
そして運命の第2戦。引き分け以上でJ2昇格となるが、大分トリニータも勝たなければ残留はない。前半から猛攻をしかけてくるが、ディフェンスがしのぎ、そしてGK高原寿康選手がPKをダイビングして阻止。前半をスコアレスドローで折り返した。
両手を胸の前で合わし、祈るような気持ちで見守っていたサポーターらは、高原選手のファインセーブに大歓声。そして後半、PKを獲得し、鈴木孝司選手がゴールを落ち着いて決め、これが「J2復帰弾」となった。町田市役所に詰めかけたサポーターらは、「JFLのころから追いかけてきた。J2で思いっきり戦ってほしい」と喜んでいた。
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