からくりパフォーマンスカーの日本一を決める全国少年少女チャレンジ創造コンテスト(公益社団法人発明協会主催)が11月28日、目黒区の東京工業大学で行われ、東京代表で出場した町田市少年少女発明クラブの「WIT号」が金賞となる特許庁長官賞を受賞した。
町田市少年少女発明クラブが参戦した同コンテストは今回が6回目。全国660チームから選ばれた60チームが競った中で、「WIT号」の制作・プレゼン・操縦を行った為ヶ井大樹くん、和智翔大くん、石塚日向くんのチームが頂点に立った。
WIT号は「奥深き東京」をテーマに、リニアモーターカーや日本製飛行機「MGA機」を飛ばし、試走中に東京駅の地下街がせりあがるという大胆な発想を実現。「アイデアとパフォーマンスに最も優れた作品」と評価されての金賞となった。
同大会では特許庁長官賞と文部科学大臣賞の2つの金賞が用意されているが、町田チームは第1回大会で2個、第3回大会から4年連続で合計12個のうち6個の金メダルを獲得している。その実力は全国の各チームが「町田はどうしてそんなに強いのか」と話題にするほど。同クラブは「注目される中で、本人たちの努力や指導員たちの力の結晶が最高の形になった」と話し、リーダーの和智くんは「予選でミスをして決勝は無理かなと思っていたので、金メダルはとてもうれしいです。最後は徹夜で頑張りました」と喜んでいた。
町田版のトップニュース最新6件
|
|
|
|
|
|