東日本大震災により東京都内で避難生活を余儀なくされている人たち同士の交流会が26日(土)、町田シバヒロで開催される。広域避難支援連絡会in東京、広域避難者交流会実行委員会によるこの交流会は都内各地で実施されており、町田での開催は今回が初。
この交流会は、都内各地に避難している人たちが、もともとそれぞれで年間行事として行っていた正月準備(餅つき)を一緒に行うことで、避難先を超えた交流や、お互いに情報交換できる場を創出する目的で企画された。また、避難者だけでなく支援者が直接交流することにより、避難者の生活などの現状や個別の課題など「生の声」に触れ、今後の支援のあり方、連絡会の在り方を検討する材料にする。さらに実行委員を避難当事者団体の代表が行い、企画・運営に参画することで当事者団体同士のネットワークを広める狙いを持っており、今回町田市からは、市内に身を寄せている人たちからなる東北の絆サロンFMI会(木幡四郎会長)が参加する。
餅つき用に餅90kgと、キネとウスを4台用意。「都内からもバスでたくさんの人が訪れます。きっと4台フル稼働だね。餅つき体験を楽しんで、ついた餅は雑煮やアンコ、きなこ、大根おろしなどにまぶして皆で食べましょう」と木幡会長。ほかに浪江焼きそばや焼き鳥の屋台などの出店も。
この広域避難者交流会「お正月準備の会in町田」は26日、町田シバヒロで午前10時30分開始。午後2時頃まで。避難者や支援者だけでなく一般市民の参加も可能。
問合せは東京ボランティア・市民活動センター【電話】03・3235・1171へ。
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