1月1日付で一般社団法人町田青年会議所の第49代理事長に就任した 市川 晴久さん 鶴間在住 38歳
”打つ手無限”のリーダーに
○…町田市の20〜40歳の青年経済人が街づくりや地域活性活動に取り組む町田青年会議所(JC)で、元日に第49代理事長に就任。今年のスローガンを『打つ手は無限〜誇りと信念が創造する新しい未来〜』と掲げた。「今までも、わんぱく相撲や清掃活動など町田の皆さんと色々な事業を行ってきた。我々青年の信念ある行動が市民に伝播し、この町をより良くしていく。来年は50周年。節目の年をどのようなものにするか」。仲間とともに1年かけてその土台を作り上げていく。
○…海老名市生まれ。姉2人と妹、弟の5人兄弟。中学・高校ではテニスに熱中し、大学では70〜80人規模の同好会でキャプテンも務めた。「周りから薦められて。JC理事長は自ら手を挙げたけど」と笑う。大学で農業経済学を学び、現在は父親が経営する家業のお米ビジネスに、兄弟とともに携わる。事業は卸売、工場直売のほか、おむすび屋店舗、ネット販売や精米機販売など多岐にわたる。「ビジネススタイルはどんどん変わっていく」。大正7年に曾祖父が興したお酒や日用品の商店が始まり。最初はその日配品を農家のお米と交換していた。次は「それをどう売るか」。お米の方を伸ばしていった。
○…JCには2010年、仕事で関わりがあった先輩の紹介により入会。父親もJC出身者。物心ついた頃から「いつかは自分も」と考えていた。30代になり、仕事の責任が増すに従い、地域やお世話になった方への恩返しをとの思いが強まった。JCでは「本音で話せるのがうれしい」。志を同じくするメンバーと交流し、色々なことを学べるのが魅力だという。現在会員は71人。「50周年の年に100人にしたい」
○…昨年結婚し、1歳になる娘さんのパパ。仕事を終えた夜や休日に、JCの会議や事業をすることが多いが、「できる限り、奥さんを手伝うようにしている」。娘さんの日々の成長ぶりに癒されながら。
|
|
|
|
|
|