学生が描いた『黒板アート』が、デパートの店舗や商品に彩りを添える―。
小田急百貨店町田店では現在、桜美林大学芸術文化学群造形デザイン専修の学生有志8人による黒板アートの制作が行われている。これは同店の開店40周年記念プロモーションの一環で、「卒業」「入学」「新生活」など、春を象徴する印象的なシーンを描いたアート作品計6点を、関連する商品とともに展示するというもの。展示は3月2日(水)〜15日(火)の期間。
同店ではこれまでにも地域・産学連携で商品開発やイベントなどの連携を図ってきた。今回は多くの人に共感してもらえるテーマを効果的に表現する手法として「黒板アート」を採用した。同店は「全国の百貨店でも珍しく、顧客や周辺を通行する人々の関心を集めそう」と期待を寄せる。
学生が描くデジタルにはない、手書きで温かみのある1・8m×3・6mの大型「黒板アート」。3月のディスプレー展示に先駆け、2月15日までの制作期間中は、店頭で作品を制作する様子が一般に公開される。
学生は「本格的な黒板アートは初めて。楽しみながら真剣に取り組みたい」と話している。
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