町田市は2011年からより良好な景観づくりを目指すため、市民を「景観づくり市民サポーター」として迎え、協働で街の景観づくりに取り組んでいる。
今月12日にはその市民サポーターの発案で「現地で学ぶ景観ぐるっと街歩き」が三輪緑山で開催された。当日は、地域の力で景観を守り続けてきた三輪緑山管理組合の取り組みからよりよい街づくりを学ぶため、成瀬やつくし野など様々な地域から市民が参加。事前の募集定員30人が即満員になるほど町田市民の緑山への関心の高さが伺えた。
三輪緑山管理組合の案内で街を歩いた参加者からは「ゴミが本当になくて街が美しい」「家庭の屋根にテレビアンテナがないのが家並みに統一感を出している」「同じ町田市なのにあまり知らなかった。道路も広いしゆったりとした雰囲気が素敵です」など賞賛の声が多く挙がった。
また街歩きの後にはシンポジウム(写真)が開催され、土地開発時に三輪緑山に住み始めた住民の多くが30年経ったことによる「高齢化問題」についてや、若い人を地域に呼び込むための今後のビジョンなどの意見交換が行われた。
三輪緑山管理組合の吉村忠明理事長は「街づくりの情報交換など非常にいい機会だった。今後の街づくりに活かしていけたら」と話している。
町田版のローカルニュース最新6件
|
|
|
|
|
|